あらすじ

身のまわりのなんでもない物ごとを、じっと仔細に眺めていくと、あらふしぎ、そこには微細な世界、巨大な宇宙がよじれながら現れる。いったいこれはルポルタージュとよぶべきか、観察記と称すべきか。ありふれたことから想像の空間にジワリ入り込むこの文章は、もう、純文学の素としか呼びようがないではないか。

書誌情報
出版社筑摩書房
レーベルちくま文庫
ISBN9784480023902
出版年月1990-03