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藤沢 周
河出書房新社 · 2010-08
世界が世界になる一歩手前の音を、鳴らしたいーあるビルを「落とす」ため、不動産屋の男は祖母の形見の三味線を手に、十年ぶりに故郷・新潟を訪れた。競売物件を巡り奔走する中で出会った、ロシアの女性エレーナとバーのマスター渡辺。再び「音」に取り憑かれた男が辿り着いた「果て」の世界とは。