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佐藤 愛子
文藝春秋 · 2022-06
64歳の信子の意識改革から家族の在り様が変化した大庭家。夫の丈太郎は己の信念に従い、ひとり岩手の山奥へ。長男の謙一は不倫相手の千加と一緒に暮らし始める。バラバラになった家族への不満と諦めを胸に抱く孫の吉見に、学校でのいじめという更なる試練が訪れる。夫婦、親子、家族の間にさまざまな風が吹き渡り――。