あらすじ

櫛の「く」は苦労のく、櫛の「し」は辛抱のし。 苦労と辛抱を分かちあい、共白髪まで添い遂げたい――そんな想いを込めて、今こそ静に贈りたいと、長尾勘兵衛は質流れの鼈甲櫛を手に入れた。 しかし貧乏浪人から、その櫛は義母の形見なので譲ってくれと頼まれる。 そんな折、薬種問屋の凄惨な屍骸が見つかって……。 …続きは楽天ブックスで読む →

書誌情報
出版社中央公論新社
レーベル中公文庫
ISBN9784122077324
出版年月2025-12