あらすじ

グラスが二つ載ったテーブルを挾み、対峙する二人の男。夏の末以来、塩の湯A旅館に居つづけの湯治客だ。それぞれの懐に自殺の遺書を用意し、どちらかに毒の入ったグラスをあおって、生き残ったほうが美しい未亡人を手に入れよう、という奇妙で恐ろしい決闘の真っ最中だった。無気味な唇のない骸骨男の飽くなき執念が、奇々…続きは楽天ブックスで読む →

書誌情報
出版社東京創元社
レーベル創元文庫
ISBN9784488401061
出版年月1993-12