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松本 清張
文藝春秋 · 2009-09
R省の局長を父にもつ田沢輪香子は、旅で知り合った考古学好きの青年と深大寺で再会する。和服の女性と一緒のその青年は小野木喬夫といい、東京地検の新任検事であった。喬夫と連れの女性・結城頼子は仮度かの逢瀬を重ねてきたが、頼子は喬夫に素性を明かすことはなかった。輪香子はその後、喬夫と交流をもつようになる。