あらすじ・表紙・テーマから、読みたい文庫本を発見する
保坂和志
中央公論新社 · 2000-11
ぼくはさっき感じたズルズルと愛のようなものに自分が浸っていく気持ちを大事なもののように感じていたのだが、ズルズルがズルズルと一人で勝手に土俵を割っていったような気持ちになった…。前作『プレーンソング』の四人は、いつものように毎日おしゃべりし、そして恋をする。夏の終わりから晩秋までの至福に満ちた日々。