あらすじ

「ひとり彼にのみ勝利の日を楽しませはせぬ!」-仏陀に対する狂おしいまでの嫉妬と憎しみから、生涯、執拗に仏陀に挑みつづける従弟提婆達多。我執の権化ともいうべきその姿をとおし、人間の我と妄執の生み出す悲劇が力強い文体で描き出される。和辻哲郎による書評「『提婆達多』の作者に」を付載。

書誌情報
出版社岩波書店
レーベル岩波文庫
ISBN9784003105153
出版年月1985-04